富士山マラソン、走りましたか?これから走りますか?
私は第10回 富士山マラソン2021にとても楽しく参加してきました。
すでに走ったランナーの方は思い出すために、これから富士山マラソンに参加されるランナーの方には少しでも参考になるよう、その様子をお伝えします。
このブロクでは、
①事前準備とスタート前編
②スタートからゴールまで編
の2回に分けてご紹介します。
今回は①事前準備と当日のスタート前編として、エントリー方法、アクセス方法、大会での服装・持ち物についてです。
結論としては、
エントリー | 2021年は7/1にエントリー開始で急がなくても大丈夫でしたが、早いに越したことはないです |
アクセス方法 | 新宿駅の5:21の電車発に乗れれば電車がベスト |
服装 | 気温と個人によりますが、サブ4ぐらいなら長袖、ランニングタイツが良いかと |
目次
エントリー
2021年のエントリーは7/1午前10時からランネットでできました。

ウェブサイトは混んでいましたが5分ぐらいで繋がり、問題なくエントリー完了。
先輩もほぼ同時刻で完了。
でも繋がりやすかったのはコロナ禍でそもそもフルマラソンにエントリーしようとする人が少なかったからかもしれません。
ちょうど7〜8月はコロナの感染者数が増え続けていた時でしたし。
ちなみにホームページで満員御礼の投稿が9/6に出ました。
関東近辺でフルマラソンの大会が少ない中で、もっと人気が出ると思っていた私としては結構時間かかった印象です。
とはいえ、もしかしたらコロナ前だったらもっと早く定員に達していたかと思いますので、早いに越したことはないですね。
なお2021年の参加定員は5,000人でした。(2019年は13,000人で海外の人も多かったようです。)
参加料は荷物預け込みで14,500円(税抜)です。
まあまあ高めですが、参加してみてしっかりした大会運営でホスピタリティも高かったので、私としてはよいと思いました。
会場への移動方法
移動日としては、「前日移動」と「当日移動(早朝)」の2パターンがあります。
私としては前日移動して、ホテルや旅館でゆっくりもしたかったのですが、夫婦共働きの上に小学生の子どもも2人おり、土曜日は家のことをいろいろとやらないといけないので、「当日移動(早朝)」を選択。
また千葉に住んでいる私の場合、会場への当日移動方法としては下記3つがあります。
- 車
- バス
- 電車
1.車
当初私は当日の車での移動を考えており駐車場も予約していたのですが、新宿からのバス移動のツアーが出たのでそちらに変更しました。
理由は帰りの中央道高速道路の渋滞が激しいからです。
2019年の富士忍野高原トレイルレースに出た時に、疲れた体で車を運転して帰り、眠気と戦ってとても苦労した思い出が残ってるので、今回も運転するのはかなり辛いなと。

ちなみに富士忍野高原トレイルレースはとてもいい大会だったのですが、2020年、2021年と2年連続で大会中止。。
さて車の場合は、事前に駐車場を予約しておく必要があります。
申し込みはmoshikomuというサイトで8/1の10時からスタートでした。

値段はいずれの駐車場もほぼ1,000円です。(富士急ハイランド駐車場のみ2,000円です。)

駐車場からメイン会場までは距離があるため、すべての駐車場からシャトルバスが運行されてます。
駐車場から発着所までシャトルバスで7〜10分、そこからメイン会場まで徒歩10分。
車の場合、自分のペースで家から会場近くまでほぼドアツードアで行けるのはメリットがあります。
その分、運転しなければなりませんが、運転が好きだったり、家族と観光がてら行く、一緒に行く友人たちと運転を交代しながら行けるのであればオススメですね。
2.バス
バスでの移動方法は大きく2種類あります。一つは高速バス、もう一つは大会用のツアーバスです。
高速バスは、富士急行バスが会場最寄駅である河口湖駅に運行しています。
発着所は関東圏を幅広くカバーしています。
都県 | 駅 |
---|---|
東京 | 東京、新宿、渋谷、羽田空港、南町田、秋葉原、池袋 |
群馬 | 渋川、前橋、高崎 |
埼玉 | 大宮、川越 |
神奈川 | 日吉、センター北、たまプラーザ、市ヶ尾、藤沢、辻堂、本厚木 |
静岡 | 御殿場、静岡、三島、清水 |
千葉 | 成田空港、海浜幕張、津田沼、西船橋 |
また関東圏だけでなく、京都、大阪、愛知から出発しています。
当日の朝移動は新宿からは6:05のに乗ればスタート会場近くの河口湖駅に7:54に着きますので、これならセーフです。
ただし2021年は残念ながら6:05の便は無いようでしたので、結果的に当日移動の高速バスは厳しそうです。
前日から参加するということであれば、時間もある程度選べますし、価格も安価ですので「時間はある」「できるだけ安い方が良い」という方にはオススメですね。
参考として、新宿からは片道2,000円です。
もう一つのバス移動が私の選んだ富士トラベルのツアーバスです。

一泊付きのバスツアーと日帰りのバスツアーがあります。
私はこの日帰りバスツアーを選択しました。
出発地は新宿と横浜からとなります。
出発時間と料金は下記の通りです。

なかなか早いので、当日のツアーバスはこの時間に間に合うかが勝負かと思います。
私は新宿の工学院前に5:30ごろについて往路出発時間の5:45前の第一便として、搭乗後すぐに出発しました。
ノンストップで現地到着は7:00ごろ。河口湖駅近くの河口湖駅南側広場に到着します。
到着場所の河口湖駅から徒歩2-3分の距離にあるバスツアー専用の着替えや荷物が置ける富士河口湖町立船津小学校敷地内の施設が使えるので、これは大きなメリットですね。
トイレもあります。
ここからさらにスタート会場である船津浜駐車場までは徒歩10分くらいです。
帰りは同じ場所である河口湖駅南側広場から新宿に戻ります。
13:30から順次バスが満員になり次第、出発する形です。
さて、今回のツアーバスはここからが大変でした。
いうのも、私の乗った帰りのバスが出発したのが15:00ごろ。工学院前に着いたのが18:30ごろ。
行きは1時間半で行けたのですが、帰りは倍以上の3時間半でしたー。。
自分の車とは異なり運転しないとはいえ、狭いバスの中でずっと座っているのはそれはそれはキツいです。
私の場合は、さらに新宿から自宅まで1時間掛かるので、家の到着は20:00近かったかと。
そんなわけで自分の運転ではないので眠れるのはいいけど帰りの時間掛かるなと。。
3.電車
そして最後である当日電車。結論から言うと、自分の場合は電車が最強かと。
実は当日朝の電車パターンがあるの知りませんでした。
当日朝5:15ごろに新宿駅に着いたところ、反対側のホームに富士山マラソン号という特急電車が停まっているのを見て、初めて気づきました。
新宿駅5:21に出て、河口湖駅に7:17に到着します。
え!知らなかった!
新宿から河口湖駅まで直通の電車はもともとあるのですが、新宿駅5:21発というのは富士山マラソン仕様のようです。
また帰りは15:03、15:57、16:51、17:36の4本あります。そして新宿まで1時間半!
高速道路渋滞なく1時間半!まじかー!
富士山マラソンのホームページのアクセス部分をしっかりと見ておけば。。
ということで、私的には電車がベストでしたので来年にまた富士山マラソンを走る機会があれば必ず電車にします!
(電車内にはトイレがあるでしょうから、帰りながらビールも飲めます!)
走る服装(ランニングウェア)
私が事前準備で一番悩んでいたのが走る服装です。
2021年当日の予想最低気温が-1度、予想最高気温は9度。
スタートの9時は気温5度、12時ぐらいでは8度いう予想でした。ちょっと寒めです。
私は4時間ぐらいで走る(はずであった)ため、3時間とかで走るガチランナーの人たちように半袖短パンだと寒くなる、でも上着があると暑くなる、ということで下の写真のような服装にしました。

- ランニングTシャツ
- コンプレッションシャツ
- ランニングパンツ(写真を撮り忘れました)
- ランニングタイツ
- 帽子
- ネックウォーマー
- 靴下
- 手袋
- 時計
- ボトルポーチ
- 雨合羽
です。
結果的にはこの格好が暑過ぎもなく寒過ぎもなくちょうどよかったです。
特にスタート前とスタート直後は雨合羽を重宝しました。
スタート前は5度以下で相当寒いと思い、雨合羽を着てフードもかぶり、風を完全にシャットアウト!とまではいかなかったですが、だいぶ寒さをしのげたと思います。
結局、この雨合羽はスタートして最初の数キロはずっと着ながら走りました。
また今大会はボトルポーチも重要でした。
大会運営から、今大会の給水は紙コップではなくペットボトルのためボトルポーチを持参してほしいとの連絡があり、持って行きました。
これはあってよかったです。
ペットボトルは350mlぐらいで、少し飲んでボトルポーチに入れることで、給水所以外でも飲むことができました。
一方でボトルポーチを持っていないランナーの多くに、給水所でペットボトルを手に取り、少し飲んでは水もペットボトルもすぐに捨てている姿を多く見ました。
これからはできるだけ環境に優しく、できるだけ資源にも優しくできるといいなと思います。
エナジージェルとしては、メダリストと2RUNを持って行きました。
2RUNは攣らないためのおまじないです。
エナジージェルもお守りみたいなもんですが、これは今大会では不要でした。

というのも、「アミノバイタル® プロ」と、長時間エネルギー持続の「アミノバイタル® パーフェクトエネルギー®」が大会当日のスタート前に配付されました。
コース途中の16.5km の給水所では「アミノバイタル® アミノショット®パーフェクトエネルギー®」、30.3km の給水所では「アミノバイタル® アミノショット®」が配布。
また、フィニッシュ後には「アミノバイタル® GOLD」と「アミノバイタル®GOLD2000ドリンク」が配布!
味の素さん、最強過ぎです。
早く言ってよ!(言ってた。)

服装としては、寒さ対策をバッチリとエナジージェルはいらないよ、っていう2021年の富士山マラソンでした。
次回は、大会当日の様子をお伝えします。
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