11月中旬に紅葉を満喫すべく高尾山へ登山に行きました。
いや、高尾山なのでハイキングと言うべきかもしれませんね。
目次
事前準備【服装】
9月上旬に筑波山へ行って以来、2ヶ月ぶりの登山です。
前回は9月ということもあり、Tシャツで行きましたが、今回はさすがに秋なので暖かい格好も用意していきました。
この日の八王子の最高気温は18度、最低気温は6度です。
寒暖の差が大きく、この時期はほんとに服選びが難しい。
高尾山の山頂は地上より3,4度低くなるので、暑いときは脱いで、寒くなったらすぐに着れる格好を選びました。
そんなわけで子どもの服装はこんな感じです。

基本、動きやすい服装です。
- 速乾性の長袖ロングTシャツ(サッカー用)
- フリース(写真右上はブルゾンですが、この後にフリースに変えました。)
- 防風ジャンパー(写真にはないです)
- 動きやすいズボン
- 長めの靴下(トレキッングシューズがハイカットなので、それより長い靴下です)
- トレッキングシューズ
- 手袋
- リュック
- 帽子
前回の筑波山登山ではスニーカーで行って、見事に滑って転んだので、高尾山と言えども今回はトレッキングシューズを購入しました。
トレッキングシューズは安定感のあるモンベルです。
実際に履いて歩いた感想を子どもに聞くと、滑りにくいし、足首が守られてる感じがするとのことでした。
ちなみに私もほぼ子どもと同じような格好です。
事前準備【食べ物、飲み物】
食事は山頂の小屋でお蕎麦を食べる予定だったので、食べ物はあまり持っていきませんでした。
具体的には、行く途中のコンビニで買った、おにぎりとドーナツ、飴だけです。
飲み物も山頂で買えるので、水とお茶の500mlのペットボトルを一本ずつ買いました。
結果的には、私も子どもも一本で十分でした。
もう少し暑かったら一本では足りなかったと思います。
高尾山へ出発!
当日は京王線の新宿から高尾山口までほぼノンストップで行けるMt.TAKAO号を前日にネット予約しました。
新宿の出発時間は8時。それに間に合うように最寄駅を7時に出ます。
総武線各駅停車でのんびり行き、新宿駅で乗り換えです。
この乗り換えのタイミングを利用して、駅中のコンビニでおにぎりや飲み物を買ってます。
その後、Mt.TAKAO号が来るのを今か今かと待ちます。
来た!

あれ?思ってたのと違う。。
なんかこう、もっと特急っぽいというか専用車かと思ったら、フツー。笑
トイレは電車の中で行けば良いかと思ってたのですが、トイレは中にないことがわかり、急いで駅中のトイレに行きました。
新宿から高尾山口までほぼノンストップです。
50分ぐらい電車に乗ってますので、途中でトイレに行きたくなったら、結構キツいです。
小さい子どもとか、トイレ行きたくなったらどうするんだろ?と余計な心配も。笑

電車の中はこんな感じです。
2つシートが左右にあって、進行方向を向いてます。シートは回転するようでボックスシートにしている人もいました。
上に吊革があることを見ると、シート背中側が窓側に並んで普通のシートになるんでしょうね。
さて次男といえば、電車の中があまりにも暇とのことで、Switchでゲームしてました。。
(登山にSwitchの携行を許す私に問題があるのですが。笑)
そんなこんなで、8:50ごろに高尾山口駅に到着しました。
駅構内のトイレに寄って行きましたが、女性トイレは特に混んでるようで、結構並んでましたね。
ちなみにMt.TAKAO号は行きは8時のほかに9時の2本、帰りは15:15から1時間ごとに3本あります。
私たちは昼過ぎには帰る予定でしたので、帰りはMt.TAKAO号は使わずに一般の電車で帰ってます。
改札を外に出ると、オシャレー!

全体写真がなくて申し訳ないんですが、この駅は隈研吾さんがデザインしたとのことです。
また木は高尾山の杉並木にちなんで、杉材とのこと。
素人が見ても、すごいと思います。
いざ、高尾山へ!
さて、ここから高尾山に向かいます。
今回は6号路から登る予定でした。
せっかくなので、登山を少しでも味わおうと思って、難易度高めのコースにしました。
なのに、間違えて1号路へ。。

周りの木々を見ながら、少しずつ色づき始めたな、きれいだな、と思って歩いてたら、いつの間にか1号路に入ってたというわけです。

本当はここの手前にあるケーブルカー清滝駅の左手に入っていかなければならなかったのですが、どこにも6号路って書いてないから、そのまま突き進んでしまいました。
でも、結果的に1号路がザ・高尾山を一番満喫できるルートだったので、それはそれで良い判断?!でした。

駅を出てから30分ぐらい、そのままこういう道をてくてく歩いていくと、金比羅台へ行く道が出てきます。
ここは金比羅台へ絶対にいきましょう!
金比羅に着くと、

バーンと景色の良いところに出ます!
次男は、おー!こんなに登ってたんだ!と大喜びです。
下に見える街並みは八王子で、その先は新宿かな。
ベンチもあり、休憩にもちょうど良いので寄ることをオススメします。
そのまま更に15分ぐらい登っていくと、ケーブルカー高尾山駅に着きます。
高尾山駅にはたくさんの飲食店やお土産屋があり、テンション上がります!
名物三福だんご、めっちゃ並んでます!買おうと思ったのですが、並んでいるし、頂上で美味しいお蕎麦も食べたいので、今回は諦めます。空腹は最上の調味料です!
そして、ここはここで見晴らしが良いところです。

雲がなにやら龍のようにも見える!
ここから人が増えます。
足元は舗装されているのですが、ダラダラと長い登り坂になっており、周りから「思ってたよりかなりキツい。。。」という声が聞こえてきます。
さらに先ほどのところから5分ぐらい歩くと浄心門に着きます。下の写真は浄心門を過ぎたところですね。左右に灯籠?が並んでます。

夕方ぐらいに灯るのかな。幻想的な感じがしますね。
そして男坂、女坂の分岐が出てきます。左の男坂は階段、右の女坂は坂です。
次男にどっちに行くか聞いたら、「もちろん男坂でしょ!」と返ってきました。元気いっぱいです。笑

男坂から5分くらいで薬王院に着きます。
ここの紅葉がとてもきれいでした。



薬王院でお線香を焚きます。

次男はあまりこういうことをやったことがないので、いい経験です。
そしてお線香を立てた後はこの煙をしっかり浴びます!
具合の悪いところが改善します!笑

境内を抜けると木道が整備されてます。ここを抜けると、、、

山頂に到着!人がたくさん!笑
この日は秋晴れで暑くもなく、寒くもなく、すごくいい陽気だったので。人手も多かったと思います。
私たちは登り始めてちょうど1時間半ぐらいで到着しました。
私と次男はどちらかと言うと普段から体を動かしてる方なので、途中休憩したり、写真を撮って1時間半ぐらいでしたが、普段あまり体を動かしてない場合はもう少し時間かかるかと思います。
余裕を見て、2時間ぐらい見ていてもいいかもしれません。
さてさて、お待ちかねの昼食です!
今回は山頂真ん中にある「大見晴亭」で!

5分くらい並んで、私は山菜そばと次男はざる蕎麦を!

美味しい!とても美味しいです!
なんで登山して山の上で食べる食事はこんなに美味しいんだろう!
いつもそう思います。
ちなみに私が食べた中で一番美味しい登山での食事は、富士山山頂でのカップラーメンです!
その話は置いといて、私はスペシャルドリンクを飲みます。

うまい!
山頂でのビールは、山登りなのにビールを飲むという背徳感と、疲れを癒してくれるアルコールが最高です。
次男もスペシャルドリンクならぬスペシャルアイスをたべます。

と言いつつ、これは私のアイスです。最高です。
この後、写真を撮って下山しようかー、と言ってた矢先!

富士山!ふじさん!フジさん!
まさか、見えるとは思いませんでした!
少し雲が乗ってるものの、まさしく富士山のシルエット、富士山そのもの!
次男も、富士山見える!と大興奮。
周り人も富士山をバックに写真を撮りまくってました。
そうして山頂での1時間を満喫した後、下山開始です。
下山も1号路で帰りつつ、途中で4号路に行き、最後はリフトで帰ることとしました。
4号路は高尾山とはいえ、しっかり山道でした。

4号路といえば、吊り橋!

とっても風情がありました。
そして登りで羨ましかった、

お団子を食べます!これも美味しい!
そしてリフト乗り場に到着ー。

え!めちゃ混んでる!
整理券を配っており、リフトに乗るのに15分ぐらいかかるとのこと。
まあいいかと思っていたら、わずかな間にもっと混んできて、乗るのに30分かかるようになりました。
やはり早め早めに動いた方が良さそうです。が、リフト乗り場の近くにもお店があるので、お団子食べたりしてれば、あっという間に時間は過ぎると思います。

ようやくリフトに乗って、楽ちん下山。
自分の足で歩くのもいいですが、リフトも快適です。オススメです。笑
そんなこんなで、高尾山口駅には13時半ごろに到着しました。

途中で家族へのお土産にお饅頭を買って、家には15時過ぎに到着しました。
今回の高尾山登山は天気良く、見晴らしよく、食事美味しく、申し分ない登山となりました。
次男も「また行きたい!」とのこと。
次はどこに行きか楽しみです。来年の夏は富士山登山が目標!
高尾山登山のまとめ
- Mt.TAKAO号は便利。でもトイレは事前に。
- 1号路は高尾山の山、食事、見晴らし全てを味わえます。普段運動不足の人は見込み時間長めに。
- 山の上での食事は最高!次回はおにぎりとか持っていってレジャーシート敷いて食べるのもいいかも。
- 富士山を見ると、毎度のことながらテンション上がるのはなぜでしょう?
- 1号路以外を歩く人は、スニーカーだと少し怖いかも。トレッキングシューズあるに越したことないです。
- リフト等使うとやっぱり楽ちんです。
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